【小説】サンピラー 

陽から垂直に伸びる
光芒に祝福される者

さすらう偽医師と僻地医療の邂逅。厚労省による医師等資格確認検索導入を前にして未来を失う男。閉塞感ある地方から抜けだし、
ミュージカルの勉強を夢見る少女が彼に期待するものは? 
サンピラーは、美しい自然現象であるが、同時に結末を彩ることで読者に鮮烈に記憶される。
北国の僻地で、互いに惹かれつつも交わることのない心の軌跡を社会問題と美しい自然を背景に描く作品。

著者:蛍ヒカル

 
北海道大学大学院博士課程理学研究科終了後、国立旭川医科大学化学教員として勤務。この間、
蛍光に関する研究論文を米国学会誌に多数発表。2011年定年退職、2012年「桃源の島」で第36回
北海道文学大正を受賞。近著に郁朋社より『八月のイコン』(2017年)、『日記』(2018年)が
ある。

令和2年2月発売開始 四六版・並製 212頁 定価:税込1100円(税率10%)

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備考

本作は、応募原稿から商業出版作品として採用されました。

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